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今年、元旦に突如発表されたユニコーンの復活。
それからどんどんと新しい情報が発表されて、毎日が嬉しくて楽しい日々。
シングルも発売になる、アルバムも発売になる、それだけでも充分インパクト大きくて、嬉しくて、嬉しくて飛び跳ねんばかりだったのに。
ツ、ツアーもっ!?
・・・いや、全部新しい楽曲でのアルバムも発売になるのだから、ない話じゃないけど、それはまるで夢のようで。
先行発売に片っ端から申し込みした。
だって、行きたかった。
まだ高校生だった頃には、東京まで行くのだって一大事。
大人になった今だからこそ、チケットを買うお金も、時間も自由にできる。
好きなことのために、群馬から出ることなんて、なんでもないことになった。
あの頃行けなかったこと、とても残念に思っていた。
だからこそ、このチャンスこそは・・・って。
だけど、ことごとく抽選ハズれて、半分は諦めた。
16年ぶりだもの。
彼らのライブに行きたいと思うのは、私だけじゃないもの。
本当に、もう運に任せるしかなかった。
そして幸いにも、追加公演も発表になり、そこでのチケットが取れた。
5/3、GW真っ只中の、さいたまスーパーアリーナ。
席なんて、もう本当にどこでもよくて。
ただ、そこに行ける、そこで彼らの音楽が聞ける事実が、本当に嬉しくてしかたなかった。
今年の私の幸運を、ここで使い果たしてしまったのだとしても、全然いいと思った。

・・・だけど、現実はそう簡単にいかなくて。
仕事柄しかたないことだけど、月初、しかも大型連休故に、連日の残業と休日出勤。
それでもなんとか丸一日の休日出勤を半日までにしてもらって出掛けた。
楽しみにしていたし、心待ちにしていたのは事実だけど、実際その日が近づいてもあまりテンションが上がってなかった(苦笑)。
忙殺の日々をなんとか乗り越えることで精一杯で、余裕がなかった。
ライブ当日も、全然ノンキ。
高崎駅で一緒に行く友人と落ち合って、ランチをとって新幹線へ。
まだ、ノンキなもの(笑)。
行ったことのない場所だっていうのもあるし、体験したことのない彼らのライブだというのもあるし、何もかもまるで予想をつけることができなかったので実感がわかなかったかな・・・とか。

大宮から乗り換えて、さいたま新都心駅について、たくさんの人並みを見てもまだ。
とりあえず、グッズ購入のためにコミュニティアリーナに入る。
・・・そこで、一気にテンションアップ!!(笑)
ツ、ツアートラックがとまってる〜!!

20090505225457169.jpg

販売ブースの背後の高いところにある大型モニターには、4/26に広島のマツダスタジアムでの始球式を行った彼らの映像も流れていて、更に嬉しい。
モニターに見入って、販売列に並び損ねそうになるほど(笑)。
すごく並んで、購入までに時間がかかるだろうなぁ・・・と、思っていたけれど、ブースがたくさんあったので、思いのほかスムーズに短時間で購入することができた。
タンブラー欲しかったけど、すでにSOLD OUT。残念・・・。
ちなみにカラーバリエーションのラインナップに黄色がなかったので、正直どの色を買おうか迷っていたし、あったら買おうくらいだったのは確かだ。
黄色があったら、なにはなくとも絶対に、絶対にゲットだったのだけどなぁ・・・。
ワタシ用にツアーパンフレットとバゲージタグ、『シャンブル』とシングル『WAO!』のジャケ写エコバッグを2つ購入(バッグは、ひとつは使って、ひとつは保存用だ・笑)。
友人にもツアーパンフレットとエコバッグ、ベビースターラーメン(笑)をプレゼントとして買ってあげることに。

20090505231559ad7.jpg
ベビースターラーメンの写真も撮らせてもらっておけばよかったなぁ〜・・・。

この友人は、とても仲良しな、宮崎にも一緒に行ってる草津サポのTちゃん。
ユニコーンの解散当時、まだ小学生だった彼女。
ユニコーンについては、『大迷惑』と『すばらしい日々』を知ってるくらい・・・と、いう彼女。
私がギャーギャー騒いでいて、うっかり車の中で聞いていた『シャンブル』を「いいね〜」って言ったところから、私がオシキセのようにそのアルバムを聞かせ、「いいなぁ・・・行って見たいなぁ・・・」の一言でこのライブにも連行されることになった。
「ユニコーンのことあんまり知らないし、楽しめるかな・・・」と不安に思ってた彼女に、楽しんでもらおうと母のように「欲しいものをいいなさい」とグッズを買ってあげたのだ(笑)。
ベビースターラーメンをチョイスしたのは、正直驚き。
だって、タミオくらいしかわからないと言ってたから、メンバーの顔写真が、あのベビースターのキャラクターのところにはめこまれてるもの(そして5連になっている)を選ぶとは思わなかったのだ〜。

グッズを購入して、ちっちゃなショルダーバッグで出掛けていたので、早速エコバッグに入れて持ち歩く。
そして、ツアートラックの場所まで流れて写真。

2009050522544516e.jpg
2009050522545160c.jpg

他の色のトラックも見たかったけど、ワガママはナシ。
見れただけでもよしだ。
それにしても、『WAO!』の限定盤ジャケット、ブルーモンスター仕様はカッコいいな!!

20090505225448391.jpg

思いのほかいろいろがスムーズに済んで、開場まで30分くらい。
曇っていて、少し風があったものの、気温は高かったようで少し蒸し暑いカンジ。
Gジャン脱いで件のバッグへ。
半袖だと風が吹き付けるとほんのちょっと、寒いかな・・・。
それでものんびりとAゲート横の階段でまったりと待つ。
意外にもゲート前に列はまったくできていなくて。
少しの時間、腰を落ち着けてしまったら疲れていたカラダは正直で、ちょっと眠くなっちゃったり・・・(苦笑)。
一度は上がったテンションも、まったく下がってノンキなもの。
ぼんやりと話しながら、行き交う人を眺める。
見る人、見る人件のバッグを持っててちょっと笑う。
いや、でもちょうどいい大きさだし、色合いがまたいいものね。お手ごろ価格だし(笑)。

・・・そんなのんびり過ごしているうちにそろそろ開場ということでゲート前まで。

20090505225454839.jpg

だけど、そんなにたくさん、びっくりするほどはやっぱり人がいなくて(笑)。
割と早めに会場入り。
入り口探して、席まで行って・・・おお!とても見やすい!!
スタンド席だったけど、一桁の列だったので、とてもいいカンジ。
アリーナの最後列くらいのところと同じくらいの位置だったけど、ほどよい傾斜がある分、ステージも見渡せるし、とてもいい席でした。
初めての会場に、その大きさ、広さに圧倒されつつ、開演までの時間をまたまったり過ごす。
ステージには幕がかかっていて、その上にはファンからのLEDメッセージ。

20090505225555b2b.jpg
うすらぼんやりな写真でわかりづらいな・・・(苦笑)

この時会場に流れていた曲がまたよかった。
ユニコーンの曲なんだけど、アレンジというか、リミックスされた曲で、オリジナルとは全然異なる曲調でとても新鮮。
これでアルバム出して欲しいなと思うくらい、すごくいい。

開演まであと20分ほどくらいの頃、えっ!?と、ビックリする。
聞こえてきたのは、清志郎の歌声。
それが聞こえた瞬間、会場から拍手が起こった。
忌野清志郎氏の死を、誰もが知っている。
ユニコーンのメンバーもリスペクトしている。
誰もがそれをわかっているから、この時に彼の曲が流れたことにそれぞれが思うままに拍手したんだと思う。
『ドカドカうるさいR&Rバンド』、『ROCK ME BABY』 、『上を向いて歩こう』3曲流れた。
一曲終わるたびに、拍手が起こった。
とても、とても温かい拍手。
ジェフサポのみんなが、試合開始前フクアリに来たアウェーサポに送る、あの拍手の感じに似ていた。
とても優しくて、温かな拍手。
それがまた嬉しくて、そしてその選曲が嬉しくて。
素晴らしい選曲だったよ。
『ドカドカうるさいR&Rバンド』で今のユニコーンの状況を重ね、『ROCK ME BABY』でロックに対する心情を掻き立て、『上を向いて歩こう』で落ちる気持ちを持ち上げられた。
私はいろんなことを思い、噛み締め、最後の『上を向いて歩こう』で涙してしまった。

高校生当時、NHKの音楽番組でユニコーンとジュンスカのコラボライブがあって、その時に歌ったのが『雨上がりの夜空に』だった。
今でも鮮明に覚えていて、時折その時のビデオテープを引っ張り出しては見ていた。
私に忌野清志郎の曲を知りたい、聞きたいと思わせる切欠をくれたのは、何を隠そうこの時の映像なのだ。
訃報を知ってからそれを思い出し、この日、彼らが何かしら歌ってくれはしないか・・・などと思っていたのも事実。
だけど、こうしてライブ会場にその歌声を流してくれたことで、彼らなりの送り方はこれなんだって、これがベストなんだって思ったらそのほうが何倍も嬉しくなった。
終演後には『スローバラード』で送り出してくれた。
それだけで、私の中の清志郎も昇華したような気持ち。
ありがとうって思う。
清志郎にも、ユニコーンにも、ありがとうって思った。
ご冥福をお祈りいたします・・・。

・・・そして、幕が上がる。
いや、実際には幕は落ちるのだけど(笑)。
『上を向いて歩こう』でしんみりとしていたところに聞こえてきたのは、『ひまわり』のイントロ。
うわー・・・初っ端にこれかぁ・・・と、またやられることに。
まだ幕は下がったまま。
後ろからライトが照らされて、ステージ上の5人のシルエットが映る。
そのままAメロが終わり、曲が加速をつけるところで幕が下りた。
『上を向いて歩こう』からうるうるだった私は、その瞬間に更に涙をダラダラと流し、声を上げて泣いてしまいそうになるのを必死に堪えた。
ユニコーンだ。
本当に、彼らに会えた・・・それを認識した瞬間、今までのことがフラッシュバック。
そして、涙なみだとなってしまったのだ。
・・・結局、『ひまわり』は一曲全部涙で終わってしまった。
だって、泣ける歌詞なんだ。
CDで聞いたって泣けるんだ。
なのに、この状況で聞かされたら・・・やっぱり泣くだろう・・・。
たぶん、どこかしらで必ず泣くだろうとは思っていたので、Tちゃんにはあらかじめ「泣くから放っておいて」と言ってはいた。
まさか、ユニコーンの演奏前から泣くとは思ってなかっただろうけど・・・(苦笑)。
でも、放っておいてくれたので感謝。

『ひまわり』でひと心地つくまもなく『スカイハイ』、そしてなんと『スターな男』へと。
もうすっかり、涙は忘却の彼方だ(笑)。
あまりの飛ばしっぷりに、必死についていかなくちゃ。
いつまでもグズグズ泣いてるヒマはないのだ。
『スターな男』が終わったところで、メンバー全員が両手をあげてダブルピースで会場に手を振る。
あまりの笑顔に、こちらまでつられて笑顔でダブルピース(笑)。
その後、タミオのMC。
「GWなのに、なんで俺たち働いてるんじゃい」とか言ってたけど、全然笑顔。
「曲中「与野」って叫ぶのはちょっと変なので、今日は「大宮」で通します」とか言って、川西さんだかが「合併したから・・・」みたいなことを言ったりして、そうなの?そうなの?みたいに内輪話みたいになってる様子は、なんとも彼ららしい(笑)。
どこででも、やっぱ自由だぜ、ユニのみなさん(笑)。

一曲ずつ書いていくと、恐ろしい長さになり(すでにムダな長さになりつつあるのに・・・)、私ももたなくなるので割愛しますが(苦笑)、『シャンブル』をメインに過去曲も織り交ぜての曲構成でした。
中には「え?これもやってくれるのっ!?」なんて曲もあったりして。
ワタシ的には『自転車泥棒』を聞かせてもらえたのがすごく嬉しかった。
大好きなんだ〜。すごく、いい曲。
あと、川西さんの『ロック幸せ』も!!
『キミトデカケタ』を川西さんが歌い終えた直後、イキナリあの「オハヨー!」が聞こえて、一気にテンションアップ。
5人とも好きだけど、一番は誰か答えなくちゃならないとしたら、私は川西さんが一番好き。
川西さんの作る詞も曲も好き。
だから欲張りなことを言えば『パープルピープル』も『ケダモノの嵐』も『ブルース』も『おかしな二人』も『素浪人ファーストアウト』も聞きたかったのだ〜。
でもあの「オハヨー!」が聞けたので幸せ。うん。幸せ。
・・・そんなことを言ったら『服部』だって聞きたかったし『ハヴァナイスデー』だって、『与える男』だって、聞きたい曲あったけど(苦笑)。
『ロック幸せ』の曲途中で、ステージ端までEBIくんと来て、一瞬『君たちは天使』が始まりそうになって「うわぁ!やってくれんのっ!?」って、思ったら一瞬で終わって「え〜・・・・?」と、してやられたり(笑)。
でも、そんなに詰め込めないものねー。
そんな長い時間やったら、川西さん、倒れるよ(笑)。
ステージ奥と、両サイドに大型モニターがあって、カメラ大好きな川西さんは、度々抜かれてたけど、終盤に差し掛かる頃、ちょっとお疲れの様子が見えたよ。
御年50にして、あれだけパワフルにドラムを叩いてれば、そりゃあ疲れもするさ〜。
だけど、笑顔で楽しんじゃってるのがまた好きだなぁ・・・って思う。
『キミトデカケタ』の頭だしのカウントが不安なのか(笑)、阿部ちゃんにぴったりくっついて始めたりとか、『PTA〜光のネットワーク〜』では、曲途中からEBIくんとラッパーになってステージ駆けたり、終盤のタミオのMC中にタバコ吸いだしたりとか(笑)。
ホント、川西さんを見てると、楽しそうで、幸せそうで、私まで笑顔になってしまうよ。

『水の戯れ〜ランチャのテーマ〜』もライブでやってくれると思ってなかった。
この曲ではギターではなくマラカスを振るテッシー。
テッシーはこの日もイジラれキャラだった(笑)。
MCでタミオに「なんか面白いこと言ってよ」って言われて「えーと・・・」ってなってると、タミオがすかさず切って「はい、次」って曲始めちゃったり。
ホント、昔から一番キャラ変わったの、テッシーだよ。
昔はどこか孤高でクールだったのに。
いや、それが悪かったわけでもないし、今が悪いわけでもない。
むしろ今のユニコーンの、昔以上に余裕を持って自由奔放に楽しんでる状況にすごくマッチしていて、とても微笑ましい。
・・・が、ギターの腕は昔よりも更に磨きがかかってて、『オッサンマーチ』でのギターソロは圧巻だった。
ステージ端でのそのプレイは、まるで他のメンバーですら気圧されて見守るようでもあり。
でも、「ウチのギターすごいでしょ?いいでしょ?いいでしょ?」って、自慢気でもあり。

EBIくんもすごく、すごく楽しそうだった。
『BLACKTIGER』では、まさかの犬声(笑)も聞けて嬉しかったよ。
たぶん、一番マイペースなEBIくん。
正直、メインボーカルとして歌うことは苦手だって、歌わなくていいなら・・・って言ってたけど、ユニコーンでだからこそのその役割。
メンバー全員が曲を書き、詞を書き、メインボーカルもつとめる。
それがユニコーン。
ユニコーン解散後、いくつものバンドに参加して、私のイメージとしては硬派なベーシストの道を歩んできた感がある。
元々、ARBに憧れていたくらいだから、そうありたい、そうなりたいと思っていたのも確かだと思う。
だけど、ユニコーンはどちらかといったらそことはちょっと離れてるバンド。
それでも他の4人の技術の高さも知ってるし、長く一緒にやってきたからこそわかる思いや、一度離れて改めて思う心地よさにいいカンジに乗っかって楽しんでる。
再結成してからのEBIくんは、川西さんに負けないくらい、常に笑顔笑顔の印象。
そんなEBIくんが見れて嬉しかったよ。
ラッパー姿も板についてたよ(笑)。
意外に(!?)上手かったし。
なによりホントに、楽しそうだった。

そしてライブは終盤へと向かう。
真っ暗なステージ上、阿部ちゃんにだけスポットライトが当てられ、長いピアノプレイから始まった『R&R IS NO DEAD』。
これが、凄かった。
すごくシリアスというか、深いロックな曲だけど、すごい迫力だった。
それまでノリノリでテンション上がってたけど、あまりの迫力に息を呑む。
ライブで聞きたかった曲のひとつだけど、まさかこれほどハイクオリティで、大迫力で、気持ちというか魂のこもったものとは予想しきれなかった。
大型モニターに映るメンバーの表情も、ゆったり楽しんでいた表情一転、鬼気迫るほど。
引き込まれるように聞き入って、ステージ上の5人に見入ってしまった。
曲が終わった後、ステージ上の照明が全部落ち、美しいほどの闇と共に、まるで永遠に続いてしまうんじゃないかってほどの静寂が訪れた。
あまりに素晴らしい演奏と、まさか予想もつかない無音のアリーナに感動して、心震えて、自然と涙が流れてた。
ああ、復活してくれてよかった。
この曲を作ってくれてよかった。
このライブに来れてよかった・・・と、心の底から思った。

・・・が、それだけで満足させてくれるような彼らじゃなかった(笑)。
『サラウンド』→『大迷惑』→『ヒゲとボイン』→『車も電話もないけれど』と畳み掛けるように素晴らしい演奏を聞かせてくれる。
この終盤は本当に圧巻だった。
そして、最後に『HELLO』だ。
『R&R IS NO DEAD』に負けずとも劣らないほどの大迫力。
サビに向かっていく加速感、高揚感・・・たまらない!!
タミオが、全身全霊、すべてを出し切るように声を張る。
その表情がまた、カッコいい。
『HELLO』も私の中で泣けてしまう曲。
歌詞もメロディも本当に素晴らしい。
デビューの頃から好きだったけど、今までのユニコーンのすべての曲の中で、一番好きで、一番素晴らしいと思う曲だ。
そう、断言できる。
【僕らの音楽】でその演奏を見た時、泣けて泣けてしかたなかった。
今のユニコーンの"すべて"のような気がする。
それを、ライブで、大迫力で見せ付けられて、心震えないはずがない。
嬉しくて、素晴らしくて、感動して、わんわん泣いた。
大きく手を振ってステージを離れる彼らを泣いたまま見送って、アンコール始まるまではしばし放心状態だった・・・。

そして、アンコールである。
もうココは、阿部ちゃんの独壇場だというのは鉄板。
昔のライブ映像でしか見たことないけど、同じ流れでちょっと笑って、ちょっと楽しみ。
"アベショー"のはじまり、はじまり〜(笑)。
『人生は上々だ』がハイテンションで始まる。
赤のツナギから、横山やすし風衣装(笑)で出てきたのにもかかわらず、阿部ちゃんだけは早々に何故だかブルース・リー(キルビルでもよく知られてるアレだ)に変身。
・・・が、阿部ちゃん曰く「俺のこの衣装は、ブルース・リーじゃなくてピカチュウだ」って(笑)。
なんでやねんっ!!(笑)
この日、イキナリ金髪・・・というよりも、プラチナ・ブロンドになってた阿部ちゃんの髪。
その髪の色と、彼曰くのピカチュウ風衣装が非常にピッタリだとご満悦の様子(笑)。
例によって、例のごとく曲中に大脱線する。
そう、長い時間、曲からまったく離れてしまうのだ(笑)。
イキナリ暗転したと思ったら、『忍者ロック』始まるし!!
スゲー!!
『忍者ロック』聞けると思わなかった〜!!
嬉しい!!
用意されてた手裏剣(紙製のもの。折り紙?・笑)を客席に投げ込む。
キャーと騒ぐ客席に「おまえら、こんなものが欲しいのか〜?」って・・・なによそれ〜(笑)。
アベショーでの阿部ちゃんは、まったくもって自由奔放。
ステージ降りて、客席へ。
ステージ上の他のメンバーは、まるっきり置き去りだ。文字通り、置き去り(笑)。
ステージ右からぐるっと回って、真ん中の機材がある通路へ。
イキオイ余って(!?)、ちょっと背の高い機材に上る。
そこでステージを見て「あ〜、ユニコーンだ〜」って、子供みたいに指差してはしゃぐ。
「テッシーだ、テッシーだ〜」・・・って、アナタ・・・(笑)。
が、タミオの一言でちょっと素に戻る。
「それ、帰って来れなくなるんじゃないの?」
「・・・うん。帰れ・・・ないか、なぁ」って。
いーのかー?それでー?(笑)
「これからどうしたらいいんだ?計画性は、まったくない・・・うん、とりあえず降りよう」って・・・まったく笑わせてくれるな、阿部ちゃんは。
降りたら降りたで、「何か踏んだ」と言い、それにタミオが「柔らかかったら、それは人だ」とか言ってるし(笑)。
戻りながら、「曲に戻る方法を思い出そう」とか言って、まったくもう・・・だよ。
アナタ、楽しみ過ぎ、自由過ぎ!!(笑)
なんとかステージに戻って、曲にも戻って、長い長い一曲(曲中に一曲入ったけど)が終わった。
天晴れ、アベショー!!
すっごい、面白かった〜。
・・・が、下ネタ連発なのは、いかがなものか。
ま、"子供みたいなはしゃぎっぷり"なんだからしかたないか(笑)。

そしてまたインターバル。
二度目のアンコール時には、スッキリとしてTシャツにデニムで登場。
胸のロゴがユニクロみたいだ・・・と、思っていたら、本当にユニクロとのコラボでTシャツが発売になるらしい。
スゲー。
随分な種類が発売されるらしいが、ハッキリしたことはメンバー誰もわからず(笑)。
最後ということもあってか、のんびり、まったりと始まった2度目のアンコール。
始まった曲は、その空気にぴったりな、『開店休業』。
ひどく穏やかに、ゆっくりと楽しませてくれた。

開演前から泣いて、メンバーたちの楽しそうな表情に、実際楽しい演出に笑って、笑って、そして大迫力の演奏に感動してまた泣いて。
アベショーでまた大笑いさせられて、最後はすぅーっとクールダウンするように気持ちよく終わらせてくれた。
プロだなぁ・・・と、上手いなぁ・・・と思っていたら、最初は不安がっていたTちゃんが言った。
「いろんなライブに行ったけど、これが本当のエンターテイメントなんだって思った」って。
すごかったって、楽しかったって、もっと聞きたくなったって・・・そして、来てよかったって言ってくれた。
私はただ、連れてきただけだけなのに、すごく嬉しく、なぜだか誇らしい気持ちになった。
ずっと好きでいてよかった。
ずっと聞き続けていてよかった。
このライブに行けてよかった。
そして、復活してくれて、最高のパフォーマンスを見せてくれたユニコーンに感謝。
次のツアーはいつになるのか、あるのかなんてわからないけど、また会いたい。
きっとまた会えると信じてる。
本当に、最高のライブでした。
ライブDVDも買っちゃうぞ(笑)。

最後に、こんなにも長くなってしまったのに全部読んでくださった方にも感謝を。
楽しかった一日が少しでも伝わって、嬉しい、楽しい、感動のお裾分けができていたらいいなと思います。
次の機会には、みなさんも"現在進行形"のユニコーンを体感できるといいなと思います・・・。
すべての人に感謝!
ありがとうございました!

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さやこ


群馬県在住
ユニコーンデビュー当時からのファン。
当時から川西さん好き。
解散してからもコンスタントにCDを聞き続ける。

+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+
'09 ユニコーン大復活劇に、まるっと踊らされ、振り回されまくる。
'10 ユニ、BB以外のライブ、フェスにも行く気満々。

+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+
好きなアーティスト
ユニコーン / BLACK BORDERS
PUFFY / ザ・ビートモーターズ / detroit7
ゴスペラーズ / 東京スカパラダイスオーケストラ
SPARKS GOGO / POLYSICS / THE BEATLES
PAUL McCARTNEY / The Temptations
Four Tops / Smokey Robinson & The Miracles
'60~'70の洋楽全般好き
そして基本、ドラマー好き(笑)。
+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+・+
群馬在住のクセにジェフ千葉サポーター(笑)
サッカーブログは、
Love x Soccer にて。